P.K.A.G-4/R1 GUCKER モデルカステン製 1/20キャストパーツ使用
カステンのMa.Kシリーズでも初期の製品でキャストが白いです(現行はキャラメル色)。
何故今?と訊かれると、未組み立てのストックから-ではなく、一度完成、崩壊したもののレストアです。もったいないからねえ。
前回何が気に入らなかったかと言えば色々あるけど一番は塗装。何のビジョンも無く塗ったのでセンスの無さが露呈してしまい、そんな自分の作品に自分が耐えられずジャンク入り。カステン.パーツに罪はありません。
当時よりは若干なりとスキルアップしたつもりなので、今回は失敗無き様と祈りつつ。
いきなりほぼ組みあがっています。グスタフ部分は新規作り直し、所々色つきなのは前回の塗装を完全には剥いでないから。
レーザーはキャストパーツを使わず、キットのものとタミヤMMのM47対戦車ミサイル「ドラゴン」の照準器の組み合わせ。
腹部センサーはシャープに精度を高くしたいので丁寧に研ぎ出し、内部はコトブキヤ、WAVEのパーツを詰め込み組み合わせ。左側は彩色、仕上げ後にHアイズがはまる予定。
手首はキットの指を切り離し、付け根の角度を調節して再接続。塗装中、ぽろっといかない様に.3ミリの真鍮線で芯を打ってます。
手首と言えば以前は丸々エポキシパテで作り直していましたが、最近はできるだけキットを利用する方向で作ってます。期せずしてオリジナルのグスタフに近いものができあがりました。
でも指はエバーグリーンのプラ棒とかで作り直した方が楽(笑)。
手の甲の表現はキットのモールドを彫りおこすと、結果こう見えるから。
膝のスプリング受けパーツは1.2ミリプラ板を貼って受け口をWAVEのパーツに置き換え。
くるぶしのシュルツェンはP.K.A.H.のものを参考に.5ミリプラ板で自作。
フィギュアも以前グッカー用に作っていたものをレストア。頭部はS.A.F.S.付属のオールバック氏を改造。帽子とターゲットチェイシングシステムをエポパテで制作。
ループアンテナは基部をエポパテ、アンテナ本体はユニクロの靴下に付いていたアルミ製クリップ。カマボコ型に角を落として5ミリプラ棒に巻きつけて制作。2ミリ幅と少しオーバーサイズだけどいいアクセントになると思って。
通常、装甲のうすうす攻撃は表側から行いますが、グスタフの肩部装甲は裏側を重点的に。その後本体への取り付けステーをプラ板と真鍮線で自作。本体受け側もキャスト製バルジパーツにサイズを合わせたくぼみを作っておきます。オリジナルとは違う解釈だけど。
キャノピーには.3ミリプラ板で枠を追加。工作中、裏面に瞬着が付いてしまい泣く泣く磨きなおし。
廃熱制御コンバータは六角ナットを幾つか交換し、トップ部の円盤をやはりコトブキヤ、WAVEパーツの組み合わせに置き直し。
オリジナルとは違ってもこういう部分はシャープにするとカッコいい。
そして全身に溶きパテを塗って表面処理。グッカーはやっぱりカッコいい。
摂り憑かれた様にここまで一気に作りました。後は塗装。
でも、何時になるかは解からない。
(26/11/2003 UPDATE)フィギュアを塗装。
P.K.A.シリーズを作る時は窓開けにしろ、窓閉じにしろ、先にフィギュアを仕上げます。
主役は兵士であり、P.K.A.は飽くまで装備に過ぎない。そのつもりで納得行くまで何度でもやり直し、ひたすら丁寧に。つっても作業の主軸はやっぱりP.K.A.なのだけど。ま、飽くまでつもりですから...
でもデジカメで撮って拡大されると粗が目立つよな...もっと精進しないと。
レーザーは上の写真からさらにディテールを追加。でもオリジナルには無いモノなので気にしないでください。
バレルはアルミ管とブラスパイプ(商品名。モビルスーツの動力パイプに使ったりするらしい)の組み合わせ。
(15/12/2003 UPDATE)下塗り。
買ったはいいけど使わなかったエヴァンゲリオンカラーから、初号機の濃紫を使用。
すごい色だ...
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