今回は塗装行程を紹介します。
これまで何度も書いてきましたが、基本的にラッカー筆塗りです。
塗料はGSIクレオス(以下クレオス)のMr.カラー。
溶剤は専用うすめ液ではなく、同社のMr.リターダー.マイルドを使います。これは塗料の乾燥を遅らせ、伸びを良くします。乾燥後光沢が増すなどの効果もありますが、デカールを貼る際には(Mr.トップコート)クリアーをかけますし、気に入らなければ(Mr.トップコート)つや消しをかけてしまえば良い訳で。
...この数行だけでも随分"Mr"を乱発してる気がします。頁全体でゆけばまるっきりクレオスの広告の様になりそうです。でも、何だかんだで最も入手しやすく、供給も安定していて、コストパフォーマンスも中々なこのシリーズが私には一番使いでが良く思えるので。
『良い顔料を使っていてるので発色が〜』とかは、私のレベルでは関係在りませんし。
あ、筆は安いものの方が良いです。荒い使い方をするので、すぐ駄目になります。フィギュアなど細かい塗装をする場合は、値が張っても、良い筆を薦めますが。
エアブラシにはエアブラシにしか出せない良さがあります。同様に、筆にも筆でしか出せない良さがあります。(私の塗装方法がそれにあたるかどうかは、また別の話)
確かに行程に時間はかかりますが、筆塗りにはその行程を楽しめる何かがある様な気がします。私がエアブラシ塗装していた頃、マスキングに追われ、埃や湿度に過敏になってしまい、塗装と言う行程が苦痛だった記憶があります。マシーネンで筆塗りに戻った時、単純に、
「あ、楽しい」
と思えました。
ま、この辺は求めるものも含め、人それぞれなのですが。
それでは定点観測風に、いってみましょう。
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